報恩講と慈童苑祭!
19日は報恩講と慈童苑祭がありました。
報恩講とは、親鸞聖人のご命日をご縁として営まれる行事のことです。
まず、子どもたちによる献灯・献花・献香、代表焼香を行いました。その後、お経をあげ、親鸞聖人についての紙芝居を聞いたり、法話を聞きました。子どもたちは真剣に仏事に取り組んだり、紙芝居や法話を聞いていました。
法話の中で「少欲知足」・「和顔愛語」という言葉を紹介していただきました。
欲のままあれもこれもと言うのではなく満足することを知ること、穏やかな笑顔と思いやりのある言葉がけが大切だというお話をお聞きしました。
報恩講後は慈童苑祭を行いました。
年に1度の行事なので、子どもたちはとても楽しみにしている行事です。
慈童苑祭では、各ユニットで店舗を出します。各ユニットからは子どもたちの希望で焼き鳥、チョコバナナ、射的、喫茶店の4店舗。職員からは駄菓子屋とクラフト、調理からはラーメンのお店を出しました。
看板やルール決めなどの事前準備から、当日の会場準備も子どもたちと一緒に行いました。
今年は民生児童委員の方や学生さんがボランティアとして、お店の手伝いをして下さいました。
久しぶりに外部からもお客様をお招きし、子どもたちは恥ずかしそうにしてはいましたが、丁寧に説明し接客をしている様子が見られました。
自分たちがお客さんとしてお店を回るときは、とても楽しそうに「あっちで射的してるよ!」「このお店にこんなゲームあったよ!」と他の子どもやボランティアの方、職員に教えてくれました。また、苑祭でのラーメンを楽しみにしている子が多く、「おいしい!」と満足そうでした。
慈童苑祭の最後は、恒例のビンゴ大会を行いました。
なかなかビンゴにならずソワソワする子もいれば、主催側の職員に「●番出たらビンゴやで●番出して!お願い!」と大きな声でお願いしている子もいました。ビンゴになると、嬉しそうに前に出てきて景品を選んでいました。
今年も慈童苑祭を無事に終える事ができ、子どもたちも職員もホッとしています。
ボランティアの方々やお客さんとして来ていただいた外部の方のおかげで楽しい慈童苑祭になりました。本当にありがとうございました。